結婚相談所で婚活をしようと思ったワケ

早いものでもう師走。2022年も残すところわずかとなりましたね。

この季節になると、私は自分の婚活を思い出します。

私は15年前の同じ時期に婚活を始めました。当時45歳。離婚して実家に戻っていましたが、一度出た実家は落ち着かず何となく居心地が悪かったのです。娘と一緒に暮らしていましたが、娘はいずれは独立するでしょう。親だっていつまでも元気ではありません。そうなると私は1人になる。娘の足枷にもなってしまう。

やはり、もう一度パートナーを探して幸せになりたい。そんな気持ちが私を婚活へと突き動かしました。

友人に相談すると、結婚相手を探すなら結婚相談所が良いと言われ相談所での婚活を決意しました。せっかくなら相談しやすい方が良いと思い、家の近くの相談所を選びました。やると決めたらすぐ動がないと気が済まない私は、その日のうちに相談所へ電話して、仕事帰りに事務所へ伺いました。

自分に合ったお相手探し

仲人さんは50代のベテランの方でした。気さくにお話出来、気取らない雰囲気に安心感をおぼえ入会を決めました。

当初の私は、婚活においての自分の立場など全くわかっていなくて、同年代、収入600万以上、身長170㎝以上の方にお申し込みしていました。一度に10人くらい申し込んでいいと言われたので、勢いに任せ申し込みをガンガンしました。けれど、スルーばかりでお断りのお返事すらもらえなかったのです。「何で!?」

仲人さんに相談すると「そんなもんよ。」と、驚きもせず言われたので、なおびっくり。その後もしばらく申し込みを続けましたがお返事はもらえません。申し込んでくださった方と数人お会いしていました。

そんな時、仲人さんがパーティーに行ってみない?と、声をかけてくださいました。婚活パーティーとはいったいどんな感じかなと楽しみに参加しました。けれど、想像していた感じとは違いました。

男女とも私と同年代の方たちでしたが、独身の参加者ばかりで私の様に再婚で、しかも子供のいる人など全くいませんでした。誰も私になど見向きもしない雰囲気です。惨めな思いでいたたまれず帰ってきました。

帰りの電車では落ち込みましたが、よく考えれば、皆さん独身の方ばかりでしたから、私の様に再婚で子連れの参加者に見向きするはずありません。

だから、システムからいくら申し込んでも返事が貰えないんだ!私は選ぶ相手を間違えていた事に気がつきました。

バツイチはまだしも、子供がいる人は結婚相手として見てはもらえない。子供の存在は婚活においては大きなハンデなんだとわかりました。結婚するだけでも大変なのに、いきなり他人の親になるなんて初婚の人にはハードルが高すぎます。私は自分の立場が全然分かっていなかったと心底反省しました。

もしかしたら、仲人さんは私に現実を見せてくれたのかもしれません。それなら、作戦変更です!子供がハンデになるなら、親もハンデになるはず。親との同居が条件の人ならお返事を貰えるかもと考えました。

そこで、お父さんとの同居が条件の男性を見つけお申し込みをしたのです。親御さんとの同居は初婚の人にとってはかなりハードルは高いはず。私も同居の経験は無いけれど、前の結婚では親との問題でかなり鍛えられています。しかも、お父さんだけなら何とかなる!そう思ってお申し込みをしました。

それが今の夫です。

夫とわんこそば

夫との出会い

私の考えは的中しました。聞けば、同居が条件だと申し込んでも返事が貰えなかったそうです。夫は初婚なので、お相手の女性はバツイチは良いけれど、子供のいる人は、、、とお断りしていたそうです。

けれど、彼の仲人さんが「子供さんのいる人であっても、あなたがお母さんを大切にしてあげたら、将来はその子供さんが貴方を大切にしてくれるわよ。だから、子供さんのいる方にもお会いしてみたら?」そうアドバイスしてくれたそうです。

いつもなら断っていたそうですが、ちょうど仲人さんの話を聞いたすぐ後に私からの申し込みが来たので、会ってみる気持ちになったと後に話してくれました。

それが、夫との最初の出会いだったのです。

私も夫も自分の置かれた立場を理解し、考えを柔軟に変える事が出来たから出会う事が出来ました。

夫婦でレストラン

初婚の人に同居を薦めるつもりはありませんが、もし、婚活が難航しているのなら、申し込むお相手を間違えているのかもしれません。先ずはご自分の立ち位置をしっかり理解しましょう。そうすれば、本当のお相手が見えてきます。

お相手選びはこんな人じゃなきゃ駄目、私には合わないと決めつけず、柔軟に考えて出会いのチャンスを増やしましょう。

あなたのお相手は待っているのですから。

横浜・鶴見の結婚相談所 アルカ デ ノアは、あなたの結婚したい!を応援します。