マルとバツをもった男女

婚活が活発になる季節

いよいよ、今年も残すところ後わずかになりましたね。

12月から2月にかけて、クリスマス・お正月・バレンタインデーと華やかなイベントが目白押しです。それに伴ってお見合いも盛んになります。

1年の間で最もお相手が欲しくなる季節ですから当然ですよね。クリスマスを前に当相談所の会員さん達もいつも以上に積極的に頑張っています。

この季節マッチングするカップルが多いのは、皆さん積極的になるので、良いご縁を引き寄せる事が出来るのだと思います。

ですから、「みんな、頑張って!」と、仲人の私も力が入ります。

デートでの支払い、男性はどうしたらいい?

そんな折、せっかく交際に進んだ女性会員が交際終了となってしまいました。

お見合いでは、会話も弾み良い感じだったので交際成立となりました。

間を空けず初デートまでは順調に進んだのですが「良い方だと思いますが、私無理です!」と、初デートの翌日女性会員から連絡が有りました。

「えー!良い感じだったのにどうしたの?」と聞くと、何と初デートにもかかわらず、支払いの際に彼女にもお金を出させたと言うのです。

出た!!!支払い問題。

私は心の中でまたかと思いました。

この問題で交際終了になるケースが本当に多いのです。聞けば、夕食をご一緒したそうでお酒も飲んだとの事。なので会計は少々高額な1万3千円ほどだったそうです。

彼女も少し出そうかなと思っていたところ「3千円で良いよ。」と、言われたそうです。

男性に先に言われて「初デートなのに嘘でしょ!!!」と、思ったそうです。女性は、お見合いの際のお礼に手土産も渡したそうです。ですから、そう思うのは当然ですよね。

彼女が慌ててお財布を見ると1万円札が数枚と千円札は1枚しか入っておらず、そのお店でも使える商品券があったので1万円札と商品券を差し出すと、彼は「これだけでいいよ。」と、彼女から千円札だけ取ったそうです。それを聞いて私は言葉が出ませんでした。

初デートで女性に支払わせる行為に男性の『包容力』が感じられません。しかも、1万3千円のうちの千円だけ支払わせるその思考に『ケチでセコイ!』と感じてしまいます。

直ぐに辞退の連絡をしたのは言うまでも有りません。

彼女も支払うのが嫌な訳でも経済力が無い訳でもありませんが、せめて初めてのデートくらいは男性にスマートに出してもらいたいと言っていました。

女性が男性に支払って貰いたいと思うのは、大切にされていると実感したいからなのです。

ですから、初デートで千円を受け取られたら、当然大切にしてもらってるとは実感出来ません。男性はたった千円だから出してもらっても良いだろうと考えますが、女性は逆です。

たった千円なのに何故、出させるの?と。

また、私は1万3千円の価値もないの?とも感じてしまうでしょう。私は初デートに限らず、基本的には男性が支払うべきと思っています。

当相談所の男性会員には、必ず支払いはする様にとお話ししています。

男性に支払ってもらうことで、女性が感じること

必ずしも、男性に出してもらうのが当たり前と言っているのではありません。

女性会員には食事代を出してもらったら、食事の後のお茶代は持つ様に、たまには食事代も全額出すようにとお話ししています。

前述した、大切にされていると実感したい女心の先には安心感が有ります。男性が女性に安らぎを求める様に、女性は男性に守られていると言う安心感を求めるのです。

今回の場合、男性はたった千円で「この男性は私を守ってはくれない。例え、結婚しても大切にしてはもらえない。」と、判断されたのです。

たった千円で。

何と勿体ない話かと思います。

1万3千円は高くて女性に千円出せるのなら、1万円以内で納まるお店を選んでスマートに1万円支払えば良いのです。

そうすれば、女性は『大切にしてくれる。この人は守ってくれる。』と、感じるのです。

背伸びして高額なお店を選ぶより、格が落ちたとしてもスマートに全額支払って貰える方が女性ははるかに嬉しいのです。

割り勘派の男性に言いたいのは、女性は支払いたく無いのではありません。

貴方の男気を感じたい。守って貰いたい。そう思っているだけなのです。

少しだけ思考を変えてください。そうすれば、ご縁は広がり良いお相手ときっと巡り合えますよ。

横浜・鶴見の結婚相談所 アルカ デ ノアは、あなたの結婚したい!を応援します。